昨日試写で見た「イントゥ・ザ・ワイルド」。
絶対おすすめです。
2時間半の上映と、少し長めですが、
まったく冗長さを感じさせず、
主人公が出会う人間一人ひとりのエピソードに心動かされます。
そして、主人公が魅力的!
「太陽と月に背いて」の時のデカプリオを彷彿とさせるピュアさと残酷さ。
若さとは、こういうことだなー、と感じます。
とはいえ、若い人の気持ちだけでなく、
そこを通り越して今を生きる大人たちの気持ちも非常に細やかに描かれている。
どの場面も「わかる、わかる」の連続。
それが、アメリカの各地の大自然をめぐるロードムービーの中にはめこまれています。
監督は、俳優でもあるショーン・ペン。
でも、
「あの人が作ったのかー」とか、そういうことは抜きに見ましょう。
生きるとは、親とは、子とは、人生とは、自然とは、
喜びとは、本とは、愛とは、幸せとは、人間とは……。
ここまで骨太で、ここまで心の奥に飛び込んできて、
甘くて厳しい映画はあまりありません。
実話をもとにした本が原作という、その重みが、また心をとらえます。
公開は9月。まだまだ先の話ですが、
この感動はそのまま伝えたくって、書いちゃいました!
9月上旬に出る「WIfe」333号に書く連載記事「気ままにシネマナビ」も、
この映画で書くことに決めた。
この興奮が一段落したころ、少し落ち着いて書ければ、と思う。
(カップリングのDVDを探さないと…)
感動のままに。
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