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「だんだん」

朝から双子の生き別れ物語を見ていたってしかたないだろう、
・・・と思いつつ、
時々見ているNHK朝の連続ドラマ「だんだん」
石田ひかりの棒読み京ことばが耳につき、
舞妓・ゆめはな(のぞみ)の白塗りメイクが、どーも板につかない、
あの不機嫌そうな顔、何とかならないかなー、
・・・などと、ツッコミ入れながら。
ところが。
今朝、そののぞみのセリフに思わず涙。
いじらしい。
かわいそう。
初めて好きになった人が、
自分のことを「舞妓」としてしか見てない。
自分が「舞妓」から「芸妓」になったら、
もう声もかけてくれないだろう。
自分をそんなふうにしか見てない人でも、
今、声を聞きたい。
彼のためなら何でもしたい。
彼が自分に振り向いてくれる「舞妓」であり続けたい。
けなげだ。
女の愚かさ満載だが、
これが女だ。
わかる~。
未来がない恋は、つらい。
つらいけど、
燃えるのよね~。
いまどき、
双子の姉妹で一人の男をめぐって
舞妓の悲恋っていう時代じゃないけど、
めぐみはんの初恋の苦しさには、
いたく共感してしまった私でした。

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