何度も申しますが、
私は「片付けられない女」であります。
先日も出掛けに折りたたみ傘を持っていこうとしたら、いつものところにない。
ウロウロ探していたら
「整理が悪い!」と夫に一喝されてしまいました。トホホ。
もっとトホホだったのは、
家を出てわかったのですが、パスモの入ったキーケースを忘れてきた!
しかもお金がちょっとだけしかない!
一喝された夫の家に「忘れた」と帰りたくない私は、
とりあえずバスで駅までいって、銀行でお金をおろしたのでありました。
こんな私が、
最近凝っているのが「整理」。
そう、A型は、整理はスキなの。スキだけど、下手なの。私は、そういうA型。
整理が下手な人に限って「あとで時間をとってゆっくりじっくりまとめてやろう」とする、
それがマチガイ、ということは、
この前よんだ本に出ていたので知っていた。(知ってるだけだけど・笑)
何でこんなに下手なのか。
一時はADHDなんじゃないか、病気だから仕方ないんじゃないか、とさえ思った私。
しかしそうもいってられない。
仕事の資料をとっておいても、出てこないのだ。
ほしいものが出てこない。どこかにあるのに。とっとく意味ないじゃん。
心底、片付けたい、と思った。
そうしたら、今の自分にピッタリの本をとうとう見つけたんです!
実践書類&情報整理術
副題は「必要な情報にすぐ手が届く」「ぐちゃぐちゃ机&PCを一発整理」
すっごくためになりました。
が、
ウルトラ・スーパー仕事も机も本棚も部屋もスケジュールもぐちゃぐちゃな私としては、
以下の2冊も併せて活用されることをオススメします。
最強のビジネス文章&書類術
目からウロコが落ちる「付箋」の活用法
できる人のスピード仕事術
「スキ間の5分が貴重な“時間資源”に変わる」
ご同類、一度試してみて。
きっと何か、ヒントになることが書いてあるはずです。
(主にビジネス、PC、机まわりの紙整理です。でもカバンの中の整理もあるよ)
ちょっとした日々の「ひと手間」を惜しまないかどうかで、次の探し物の時間が短縮される。
今回、これを痛感。
たとえば、「ここ、いいな」と思うところに「付箋」を貼る。
……これは今までもやってきた。
しかし、結局「付箋」が多すぎて、どの付箋だったか何度も本を往復し、
結局みつからなかった、なんてこともしばしば。
そこで、私は今回この3冊を読むにあたって、自分としては画期的な「ひと手間」をかけました。
「付箋」をつける時に、「ページ」「キーセンテンス」を書いてから貼ったんです。
今回、3冊を同時に読んだので、どの本かもわかるように「文」「整」「仕」と本のタイトルも。
そして、読み終わったら付箋は全部はがしてA4の紙にどんどん貼りなおしていきました。
ちがう本でも同じような種類のことが書いてあれば、それをグループにしました。
どんなグループか、というと、
・整理の下準備に必要なもの
・整理のために買うもの
・整理の仕方
・整理がしたくなる「先輩方の言葉」たち
・仕事をスムーズにするために作っておきたいフォーマット
・仕事を発展させるために日ごろ考えたり勉強したりしておきたいこと
最初は「キーワード」だけでいいかと思っていたんだけど、
ある程度中身がわかるように書いたほうが有用だということもわかった。
ただ、ページが書いてあるから、また見ればいいので、あとから書き足すことができた。
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さて、ここからは、
私がなるほど、と思ったコトバたちを並べます。
どうしていいかわからず、整理がつかない、というのは優先順位をつけられないから。
優先順位をつけられないのは、あなたの中に判断基準がないからです。
…そんなことないよ、ちゃんと判断してるよ、とも思ったのですが、
その判断基準って、「締め切りが一番早いのは?」っていうものだったような。
仕事の締め切りだけじゃなく、
「今、夕飯作らなくちゃ遅くなる」
「今、電話しないと困る」
「今、洗濯しないと乾かない」
「今、やっておかないと…」の連続。
そのたびに「今まで」やっていたことはその場でプール。たまる、たまる。文字通り、山積み。
この生活態度がすべてのネックだったなー、と改めて思いました。
もう一つの格言(?)が、「5分は意外と長い」。
これも、そりゃそうでしょうよ、でもね、やり始めると5分じゃ終らないのよ…とグチグチ。
ところが、本に書いてあった「5分以内でできること」がすごかった。
いろいろあったけど、私が感銘を受けたのはこれ。
「荒川静香がトリノで金メダルを獲ったときのフリーの演技・4分」
どうです?
「4分あれば金が獲れる」とか、「金メダルを獲るのがスゴイ」ということではありません。
この一文を読んだとき、荒川選手のイナ・バウアーの場面が頭に浮かびました。
なんてゆったりした時間なんだろう!!
一つの物語を、5分の中に入れることができる、という感触が、私の中に宿ったのでした。
これは、自分にとって「目からウロコ」だったように思います。
最後にもう一つ。
片付けるときの極意は「今」不要なものを除き、「ひんぱん」に使うものを残す。
6年間そこにあったものは、すぐに片付けなかったからといって不都合はない。
だから、「全部」やろうと思わない。
とにかく「今」快適になるように最低「いらないもの」は机から取り去りましょう、ということです。
ただ…。
問題は、その「取り去ったもの」の整理、ですよね(笑)。
そのことについては、
また明日、書きます。
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