- 演劇
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「高き彼物(かのもの)」@吉祥寺シアター
作・演出マキノノゾミ。第4回鶴屋南北戯曲賞を受賞した作品です。地元の人間から「先生」と慕われる55歳の男・猪原(石丸謙二郎)の一家に、ある夏の日、東京の高…
作・演出マキノノゾミ。第4回鶴屋南北戯曲賞を受賞した作品です。地元の人間から「先生」と慕われる55歳の男・猪原(石丸謙二郎)の一家に、ある夏の日、東京の高…
さいたま芸術劇場が蜷川幸雄を芸術監督に迎え、「シェイクスピアは全部やる」を掲げたのは、1998年。今を去ること14年前である。その理念と継続の力が、この「…
若い世代に、それもほぼ無名の俳優達に、どこまでこの作品ができるのか。それは、あの蜷川幸雄にしても、一種の賭けであったと思う。彼は、使命感から賭けをした…
三島由紀夫の「金閣寺」は、その描写力の緻密さ美しさにおいて、これに並ぶものはないと思うくらいずば抜けた作品です。それを宮本亜門が、どのように劇化するのか??…
「欲望という名の電車」、必見です。高畑淳子のブランチは、今まで観たどんなブランチより正攻法で、しかしどんなブランチとも違う。看護婦、ステラ、ブランチ、とす…
再演に再演を重ねているこの作品ですが、私は初見。サリエリに扮した松本幸四郎の見事さは、「名もなき人々よ。私が赦す」という最後のセリフにすべてを集約させて…
平幹二朗主演、脚本は清水邦夫。若くして死んでしまった息子・草平を不在の人物として中心に据え、草平の父・平吉(平幹二朗)とその弟(坂部文昭)、草平の内縁の妻…
音楽雑誌の編集長として、飛ぶ鳥を落とす勢いで一時代を駆け抜けた笹岡(吉田鋼太郎)も、50代。3年前に妻めぐみを亡くし、半年前に洋子(一路真輝)と再婚している…
今起こっていることを演劇にする。それは、けっこう難しいこと。まだ世間の評価が定まっていない。「コトの行方」も誰にも見えない。それでも。今、この熱い空気…
短感失礼。六角精児、この前「うちくる?」に出ていて、かなりな生活破綻者と知るが、それを補って(補ったのは、周りの人だけど)余りある衝撃の演技力!「東下り…