日本に19年住んでいる中国人・李監督の作品。
それまでは、チベットの文化を紹介するドキュメンタリーなどを制作していた。
19年前といえば、1989年、天安門事件の年。
「中国での報道に限界を感じて」彼は日本にやってきた。
彼は日本を「第二の故郷」と思っている。
これからも、日本で平和に暮らしていきたいと思っている。
そのために、
一生けんめい考えて、「靖国」という映画を作った。
・・・と、新聞やインターネットの記事を読んで思った。
私はこの「靖国」を見ていない。
これから見ようと思っても、
4月12日に封切り予定だった映画館は、
なんと、全5館(うち4館が東京)で上映自粛。
どんな映画か、見て確かめることができない・・・ので、
今は何もいえません。
自分の目で見て判断する自由が与えられないというのは、
こんなにも歯がゆくて、辛いことなんですね。
公式サイトはこちら。
飛べなかった場合は、「靖国公式サイト」で検索してみてください。
一応、予告編は見られますが、
予告編はあくまで予告編的に作られているので、
真意は全編を見なければわかりません。
今の時点で言えることは、
李監督は、日本が好きで、日本人を理解しようとしていること。
そういう人が撮ろうと思い、
日本と中国が共同で制作し、
韓国の釜山国際映画祭アジアドキュメンタリーネットワークと
日本の芸術文化振興基金が助成してできた映画だということだけです。
大阪、京都では予定通り上映の運び。
東京でも新たに上映する映画館がありそうです。
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「靖国―YASUKUNI―」
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