今日は「石油プラットフォーム」というドキュメンタリーの試写を見てきました。
一般公開は明日です。
とても面白かったので、おすすめです。
かつてソ連が開発したカスピ海の油田のプラットフォームの
現在の姿とそこで生きる人々を描いた作品で、
60年間そこで働いてきた女性の話や、
1990年台は内戦のために兵士だった男の人の話とか、
一人ひとりがとても生き生きと描かれていて、
まったく飽きないいい映画でした。
昔のソ連のプロパガンダ映像がいくつもさしはさまれていて、
そのなかでボリショイのオペラ歌手やバレエダンサーが
慰問に来ている場面もありました。
国家がどうのこうのといいながら、
やっぱり人は、家族を養うためにがんばって働くんだな、と
つくづく「労働者」ってすごいと思わせた映画。
それにしても、
ここは昭和30年代の炭鉱かっていう
劣悪な環境が今も続いていることにビックリ。
シャワーもトイレも共有なんだから。
「プラットフォーム」というよりは、
長崎の軍艦島っていう感じでした。
この記事へのコメントはありません。