仲村トオルが爽やかな笑顔で「ナイスおっぱい!」と声をかける予告編が
妙に印象的な映画「おっぱいバレー」。
ナニに目覚めた中ボーたちの、ハチャメチャ青春映画かと思いきや、
新米教師の感動成長物語だったりする。
「綾瀬はるか」「おっぱい」「女教師」で観に行った人には、かなり肩透かし。
かといって、
「精神的にオトナになる道のり」を描いた「ほろっとする」映画が好きな人は
「おっぱいバレー」というタイトルにまず引くだろうし、
あのコミカルな予告編を見て自分の好きなタイプの映画とは想像しにくい。
ゆえに、
観客動員は、それほど伸びていないと聞く。
……でも、いい映画なんですよ。
綾瀬はるかもしっかり演技しているし、
「いたいた、ああいう男子」「そうそう、私もこんな女子」的な
青春の一ページを追体験できるし、
内気な女子が停学くらったときの、「本」を通した先生とのやりとりには、
本当に熱い思いがあふれる。
映画とは「感動」を生み出すもの、と考える羽住英一郎監督は、
「女性にこそ見てほしいんです」とおっしゃっていました。
羽住監督にインタビューさせていただいた記事が
こちらにアップされています。
「新入社員特集ページ」なので、
「新米教師」と関係付けて、フレッシャーへのエールとしてまとめてあります。
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