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「タツノコプロの世界」展

アニメのプロダクションというと、
今はスタジオジブリが一番有名かもしれませんが、
かつては「虫プロ」と「タツノコプロ」が双璧だったと思います。
「虫プロ」はその名のとおり、手塚治虫のプロダクション。
「鉄腕アトム」「リボンの騎士」「W(ワンダー)3」「悟空の大冒険」
「ジャングル大帝」「どろろ」などを輩出しました。
対して「タツノコプロ」。
「ハクション大魔王」「マッハGoGoGo」「ガッチャマン」「ヤッターマン」などが有名。
こうしてみると、虫プロはやはり手塚治虫が前面に出ていて、
彼の作家性、彼の原作である漫画のストーリーが圧巻。
それに対し、
タツノコプロはキャラが立っていて、アニならではの工夫や楽しさが満載。
その分、さまざまに話が派生することも可能だし、
だからこそリメイクが盛んなのかもしれませんね。
私は手塚アニメももちろん好きですが、
「マッハGoGoGo」の三船剛に恋したり、
「ガッチャマン」にやるせない悲哀を感じたりしながら
少女時代を過ごした一人であります。
そして母親になってからは、
子どもと一緒に見ていた「テッカマンブレード」のDボーイにおネツ。
そんな私から、おススメの美術展を。
今、八王子夢美術館というところで、「タツノコプロの世界」展をやっています。
7月中旬から始まり、9月中旬までなのでもうすぐ終わり。
いろんなアニメの原画などがたくさん飾られているようなので、
お近くの方は、ぜひこの機会に行ってみてください。
関連の催しとして、明日9/7(日)午後2時からは、
笹川ひろしさんの講演もあります。
場所は美術館の近くの八王子学園都市センター
(美術館よりJR八王子駅に近いです)
笹川さんは、タツノコプロを創立時から支え、
現在「ヤッターマン」の総指揮をしています。
タツノコプロを離れていた時期もあるので、
幅広くアニメ製作に関するお話を聞けるのではないでしょうか。
当日券もあるとのことなので、こちらも併せてどうぞ。

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