ならず者にピンハネされても、こわくて抵抗できない小さな共同体が、
「よそ者」によるカルチャーショックにより、段々自分達の力や正義にめざめ団結していく話。
つまり人間の世界を虫の生活(バグズライフ)になぞらえているのです。
そう、「バグズ・ライフ」には、アメリカ文化のすべてがつまっている。
だから問題が解決するとよそ者は去り(シェーン、カムバック!みたいに)、
主人公はそばかすの女の子との恋が実ります。(虫なのに、そばかす…)
気楽に見るには、面白い映画ですが、
結局「どんな大きな相手でも、結局オレたちが一番正しく、
そして一番強いんだ!」的なアメリカがハナにつく方々にはオススメしません。
「よそ者」の登場のしかたは、三谷幸喜のテレビドラマ「合言葉は勇気」にも似ているかも。
(1998ディズニー&ピクサー)
「アンツ」(1998ドリームワークス)とほぼ同時に封切られ、
両者を混同する人、私も含めて多数。
*2006年6月30日Mixi日記をもとに書きました。
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