昔の映画ですが、2001年、映画館の大スクリーンでアラビアのロレンスを見る機会を得ました。
その時の感動といったら…。
それまで、テレビで何度も見ていましたが、主にストーリーを追っていた感があります。
また、昔はテレビもノーカットではなかったので、
「え? こんな場面あったっけ?」と思うこと、しばしば。
でもそんなことより何より、
無限の砂漠が自分を包み込むような感覚がすごかった!
大パノラマの画面の隅に、小さくラクダの小隊が動くのが見えたとき、ものすごく感動しました。
映画って、やっぱり映画館で見て初めてその良さがわかるんだな~。
映像で迫る力こそ、映画の真髄です!
イギリスの軍人としてアラビアの友軍とともに行動することになったロレンス。
愛嬌があって人心の把握や戦術にたけている。
けれどどんどんアラブの人たちと気持が同化していくロレンスは、
「本部」の意向から少しずつずれていき、
最高のヒーローから裏切り者へと立場を変えていく。
コレを見て、義経を思い出す私は、ちょっとおかしいでしょうか?
魅力的な人間で、切れ者だけど独断専行。
ちょっと違うけど、ジャンヌ・ダルクなんかにも共通したものがあるように感じます。
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