「インディ・ジョーンズ」
「スターウォーズ」
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」
この3作品は、私の世代にしてみれば、
どんなことをしてでも「見届けなければ」ならない、と思わせるシリーズである。
今回の
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」についても、
66歳のハリソン・フォードにアクションさせてどーする?とか、
いろいろ突っ込みたくなることもあるにはあったが、
とにかく「見なくちゃ」。
今回は、どんな「ありえない」サバイバルがあるか?
今回は、どんな「虫」が出てくるか?…などなど。
そして、感想。
見て、よかった!
新しいところでいうと、
ケイト・ブランシェットがうまい!
「エリザベス」でイギリスのバージン・クイーンに、
「アイム・ノット・ゼア」でボブ・ディランになったケイト、
今回は悪役のロシア人になりきり。
こういう勧善懲悪は、悪役がカッコいいほど話が面白い。
ケイト、すごいです。
ハリソン・フォードも期待以上に素晴らしかった。
彼が善悪を超えて「謎解き」に夢中になってしまうところが、私は好きだ~。
ところどころ、吹き替えもあっただろうけど、
彼のカラダの切れは、インディとして私たちを昔のユメに連れて行ってくれました。
しかし、
何といっても、ルーカス&スピルバーグの執念に、私は舌を巻いた。
彼らが映画の一時代を画したのは、1977年。
スピルバーグが「未知との遭遇」を、
ルーカスが「スターウォーズ」をこの世に送り出した。
そして、この二人が組んで1981年に作られたのが「インディ・ジョーンズ 失われた聖櫃(アーク)」だ。
今回、二人が30年以上かけて追ってきたすべてがここに集約されている。
なるほど、そう来たか!という作りである。
今まではナチスだったり邪教だったりが「敵」だったけれど、
今回は「ソ連」が登場。
「ナチス」のように、今は存在しない「過去の体制」だから、テキにしやすい。
しかし、それだけではなく、「過去のアメリカ」にもチクっと針をさしている。
「秘密兵器」の実験に関するエピソードは、かなりリアルに再現されているけれど、
インディはとにかく「不死身」だから、
そこのところ、日本人はちょっとついていけないかも。
世界に名だたる巨大な滝から落ちてもみーんな助かるのも、インディ・ジョーンズならではなので、
そのあたりも割り引いて見てくださいまし。
観る時は、できるだけ大きなスクリーンの映画館をお勧めします。
特撮、とってもうまくできてます。
*オフィシャルサイトとリンクさせようと思ったんだけど、
何やらものすごく重くてすぐに開けないので、リンクはしませんでした。
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