クイズ・ショウ(DVD) ◆20%OFF!
インテリ青年がはまった「やらせ」の罠
監督:ロバート・レッドフォード
発売元: ウォルト・ディズニー・ジャパン
ストーリー●
1956年、アメリカのテレビ界では「クイズ21」が大人気だった。
しかし視聴率が伸び悩むと、
スポンサーは連戦連勝のチャンピオン・ステンペルを切ろうとする。
新チャンピオンになったマイクはセレブ出身に加えルックスもよく、
時代の寵児となっていくが、
やがて番組の「やらせ」が発覚する。
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教養深くまじめなマイクも、
「やらせ」の渦中に巻き込まれて身動きがとれなくなる。
次第に麻痺する良心。
テレビ局やスポンサーの力の巨大さとともに、
WASP系のマイクとユダヤ系のステンペル、
そして事件を調査するディック(ユダヤ系だがハーバード大卒のエリート)の
3人の描写にも、
当時のアメリカ社会が表れている。
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「気ままにシネマナビ」で、
「スラムドッグ$ミリオネア」紹介のカップリング記事として
書きました。
大好きな映画です。
日本のクイズ番組でも、
「やらせ」は深く静かに潜行しているとのウワサが絶えません。
答えそのものを教えなくても、
何気なく「その」分野に関心を抱くようにスタッフが話題を持っていったり、
そういう操作があっての「常勝」だ、とも言われます。
この映画の主人公は、
自分の力だと思っていたものが、
実は「操作」されていた、知らない間に「加担」していた、という
その事実に愕然とします。
そのとき、彼はどうしたか?
そこが見所ですね。
- 映画
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