グリッター
マライア・キャリー主演、
彼女のサクセス・ストーリーを彷彿とさせる、聴きどころ満載の映画です(2001)。
幼なじみで結成した無名のコーラスガール3人組。
その一人ビリー(マライア)は、ゴーストシンガーの仕事を受けます。
ところが、ビリーの声を聞いてその素晴らしさに惚れこんだプロデューサーのダイスは、
彼女を売り出そうと思い立つ。
二人は恋に落ちます。
どこにでもありそうな、よくある話。
でも、スターになってからの窮屈さに辟易するところなど、
マライア自身の身の上との類似点が多く、
これって実話?と思うくらい。
また、マライアも新人の初々しさを好演、歌も絶好調で、
あまり期待しないで行ったんだけど、とても素敵な映画でした。
幼なじみの二人が、ビリーだけ売れていくことをやっかみもせず、
ずっと親友でい続けるところも私は好き。
マライア自身のことを言えば、
「作られたスター」でいるのがイヤで、自分を育てたプロデューサーと別れてから、
まったく自己管理ができずに才能を潰した感があります。
天才も、日々の努力と節制がなければ、その名声は長く続きません。
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