鳳蘭と大地真央と、
二人のココの舞台を見た後でこの映画を見ると、
二つの舞台が融合されてここにある、という感じがする。
シャーリー・マクレーンはさすがの演技。
真っ赤なルージュをひいた口元に深く細くたくさん刻まれたシワは
特殊メイクだろうが、「70歳」を表現する勇気に脱帽。
ココの若い時代を演じたバルボア・ボブローヴァは、
70歳のシャーリーココをそのまま若くした感じでまったく違和感なし。
ただ、
ものすごく田舎娘っぽくって、
こういう言い方は失礼だけど、
いろんな殿方からアタックされるようなフェロモンは
あまり感じられなかった。
「労働者階級の人」というイメージなのかもしれないけど、
そこは、最後までひっかかったかなー。
この映画は10月9日で終わるので、ご注意ください。
でも、
シャネル関連の映画はまだまだ続く。
現在上映中の「ココ・アヴァン・シャネル」に続き、
「シャネル&ストラヴィンスキー」も来春公開。
ネタは尽きない、という人生なんですねー。
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