スライディング・ドア
会社をクビになり、最悪の気分で帰宅しようと駅に着くと、目の前で電車のドアは閉まり、
乗り遅れてしまう。…と思ったら、これが、ギリギリ飛び乗ってセーフ!
…っていう始まり。
あれあれ? どっち?
「乗れた場合」と「乗れなかった場合」、
グィネス・バルトロウ演じる主人公ヘレンの人生が、
ここから二通り並行してに描かれていきます。
一方から他方への「スライド」ぶりがおしゃれで、
知らず知らずのうちに入り込んでしまいます。
会社はクビになるの?
カレとはどうなるの?
たった数秒の違いが一本の電車の違いになり、そして並行した道は、どんどん離れていく。
こんなに人生が変わっちゃうと思ったら、
これからは駅に着いたとき、その電車に乗るか、それとも、乗らないか、
一瞬考えてしまう???
たくさん書くと、ネタバレになるので、このへんで。
原題「Sliding Doors」(1997年・米英)
- 映画
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