ボーイズ・ドント・クライ
とってもカッコいい男の子が転校してきて、女の子にも男の子にも大人気!
でも、カレが女性だったことがわかってから、悲劇が起こる。
男と思われていた時はあんなに尊敬され好かれていたのに、
ゲイとわかった途端、みんなの態度が豹変する。
実話だということですが、あまりの仕打ちに声も出ません。
「Boys don’t cry.」って、「男の子は泣かない」ってことだよね。
泣いていいんだよ。
泣いたからって、女々しいとか、やっぱり女じゃん、とか、言わないよ。
人間らしさを踏みにじられたら、泣いて、吼えて、噛みついていいんだよ。
白人男性は、いつの世もマイノリティを許さない人が多すぎる。
自分と同じではない者を人間とは思わないところがある。
おっと、「白人男性は」とか決めつけてしまったけど、私たちの周りにもあるかも。
日本人だと思っていたら違った、とか、健康だと思っていたらHIVだったとか、
申し分ない家族と思っていたら、親戚に刑務所行ってる人がいた、とか。
そのとき、びっくりするのはしかたがない。
でも、それまでのつきあいを全否定するのは、あまりにも情けないよ。
人のフリ見てわがフリ直せ。
気をつけよっと。
ゲイの主人公を演じているのは、
クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞最優秀主演女優賞をとった
ヒラリー・スワンクです。
このころは、まだ少年(少女?)ぽかった。
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