映画・演劇・本・テレビ、なんでも感動、なんでもレビュー!

  1. 映画
  2. 6 view

「ボーイズ・ドント・クライ」


ボーイズ・ドント・クライ
とってもカッコいい男の子が転校してきて、女の子にも男の子にも大人気! 
でも、カレが女性だったことがわかってから、悲劇が起こる。
男と思われていた時はあんなに尊敬され好かれていたのに、
ゲイとわかった途端、みんなの態度が豹変する。
実話だということですが、あまりの仕打ちに声も出ません。
「Boys don’t cry.」って、「男の子は泣かない」ってことだよね。
泣いていいんだよ。
泣いたからって、女々しいとか、やっぱり女じゃん、とか、言わないよ。
人間らしさを踏みにじられたら、泣いて、吼えて、噛みついていいんだよ。
白人男性は、いつの世もマイノリティを許さない人が多すぎる。
自分と同じではない者を人間とは思わないところがある。
おっと、「白人男性は」とか決めつけてしまったけど、私たちの周りにもあるかも。
日本人だと思っていたら違った、とか、健康だと思っていたらHIVだったとか、
申し分ない家族と思っていたら、親戚に刑務所行ってる人がいた、とか。
そのとき、びっくりするのはしかたがない。
でも、それまでのつきあいを全否定するのは、あまりにも情けないよ。
人のフリ見てわがフリ直せ。
気をつけよっと。
ゲイの主人公を演じているのは、
クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞最優秀主演女優賞をとった
ヒラリー・スワンクです。
このころは、まだ少年(少女?)ぽかった。

映画の最近記事

  1. 「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」

  2. 紀里谷監督のインタビュー記事をアップしました

  3. 「FOUJITA」~藤田嗣治の戦争画を考える

  4. ガメラ、ゴジラのいる映画館前のレッドカーペットを歩く

  5. 「ザ・ウォーク」

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


Warning: Undefined variable $user_ID in /home/nakanomari/gamzatti.com/public_html/wp-content/themes/zero_tcd055/comments.php on line 145

PAGE TOP