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「レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで」@シネマナビ

「タイタニック」以来の“あの”二人の共演で話題になった
「レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで」。
でも、内容は、
甘いラブストーリーの再燃、ではありません。
「結婚と恋愛はこれほど違うの?」っていうくらい
一筋縄ではいかない、
心の焦燥をえぐり出されるような作品です。
監督:サム・メンデス
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
家庭と自己実現のはざまで
ストーリー●
1950年代アメリカ。
郊外の新興住宅地「レボリューショナリー・ロードに住む
セールスマンとその妻の家庭は、2児に恵まれ
一見「幸せ」を絵に描いたよう。
だが夫妻には、それぞれ満たされない思いがあった。
夫フランクは平凡なセールスマン生活に飽きたらず、
妻エイプリルは女優をめざしていた若い頃が忘れられない。
2人は憧れの土地・パリへの移住を本格的に計画し始めた。
そんな矢先、エイプリルは3人目を身ごもったことに気づく。
(1月24日より全国公開)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「大好きな人と結婚して子どもができた。家も買った。私は幸せだ。
でも、どうしてため息が出てくるんだろう」。
日常の中でそんなふうに思う瞬間はないだろうか。
もし子どもがいなかったら、もし人の妻でなかったら……
結婚と引き換えに捨てた自己実現への夢が、
かつて封じ込めたはずの欲求が、
内側からこみ上げ、何かのきっかけで臨界点を越えてしまう。
それは妻だけに限らない。
夫もまた、家庭を支えるために何かをあきらめ、
「死ぬほど退屈な都会の仕事と死ぬほど退屈な郊外の家庭」を
往復していたりする。
しかし、そんな「家庭」を選んだのもまた、自分なのである。
どちらも手にしたいが相容れない二つの宝の前で
悩み、闘い、傷つく若い夫婦を、
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレッドが演じる。
原作は61年に発表された小説だが、現代にも通じる問題を多くはらみ、
考えさせられることが多い。

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