アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの競演という、
その1点に惹かれて観に行きましたが、
やっぱりその1点だけだったかな~。
原題は「Righteous Kill」。
パチーノとデ・ニーロは長年コンビを組んで事件を解決してきた刑事たち。
辣腕だが、それでも法の裁きを免れている悪者がいる。
そういう悪者が、次々を殺されていく。
彼らに鉄槌をくらわしているのは、一体誰か?という話。
「それは誰か?」というつくりだったら、
もう少しのめりこめたと思うんだけど、
「それはこいつか? それとも違うのか?」という展開だったので、
行き着くさきはほとんど二通りしかなく、
ラスト近くにどんでん返しはあるものの、
謎解きの楽しさは半減してしまった。
同じような話として
鎌田敏夫の「眠れない夜を数えて」が脳裏にちらつく。
はっきり言って、
このドラマのほうが、三田村邦彦や春田純一や鶴瓶をミステリアスに使って、
ずっと奥深く複雑なストーリーだった。
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