昨年第一回を成功させた難民映画祭。
世界中の難民の存在を知ってもらおうという
国際連合難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所主催の映画祭です。(7/18~7/26)
上映場所は、
東京日仏学院(飯田橋)
東京ドイツ文化センター(青山一丁目)
イタリア文化会館(九段下)
スウェーデン大使館オーディトリアム(神谷町)
7月に入り、上映作品やスケジュールが発表されました。
「みてみたい!」と思うものがけっこうあります。
おもしろいのは、上映場所と映画とのビミョーな関係。
日仏学院では、カンボジア、
ドイツ文化センターでは杉原千畝がユダヤ人にビザを送ったことを描いた映画、など、
自国と深く関わった「難民」を扱った映画が多いです。
今回は、スーダン難民に関する映画もあり。
ジョージ・クルーニー監督映画、などもあります。
難民のおかれた悲惨な状況を知らせる、というものばかりではなく、
「難民」が「移民」になった先の国で、どんなふうに暮らすのかを追ったり、
いろいろな視点から作られています。
とにかく、タダですから!
この前まで封切映画館でかかっていた「約束の旅路」や「ルワンダの涙」もやります。
「地雷を踏んだらサヨウナラ」の「TAIZO」もやります。
「フォッグ・オブ・ウォー」も評価の高かった映画です。
日本にいると「難民」の存在など別世界の出来事に思われるかもしれないけれど、
このグローバルな世の中、
世界は全部つながっています。
私たちの生活もまた、難民を生み出している一つの歯車。
どういうかたちでもいい。
今ある現実に、ちょっとだけ興味を持ってください。
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