美の20世紀(2)
10月13日から、上野の森美術館で「シャガール展」が始まります。
シャガールは、その幻想的な画風が独特で、日本に多くのファンがいます。
現代では、そしてマンガ的な絵に慣れている私たちには、馴染みのある作風ですが、
オーソドックスな洋画の世界では、かなり異端。
驚きは、そんなシャガールがパリ・オペラ座の天井絵を描いていることでしょうか。
日本でいえば、能楽堂のロビーを岡本太郎の絵で飾る、くらい、
前衛的なことだったのではないか、と私は思っています。
今回は、生誕120周年ということで、
出展数が多いだけではなく、彼の作画風景の写真も展示されます。
12月半ばまでの短い期間なので、
興味のある方はお早めに。
パリのオペラ座の天井画(641×890mm)
この小さい絵ではまったく雰囲気つかめませんね(笑)。
イジスの写真(「シャガール展」をクリックすると見られる)で、大きさを実感してください。
ポスターは、常にいろんなのが出ているようです。ご参考まで。
美術展で見ると、つい感動を家まで持って帰りたくなってしまいますよね。
今回の美術展では版画も多く出品されるようなので、
ミュージアムショップでは、その関係のグッズが出るかもしれません。
お気に入りの小さいものなら、手に入れやすそうですね。
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