12日に紹介したムットーニ展、
早速行ってきました!
これから行く人へのアドバイス。
時間の余裕を持っておでかけ下さい。
展示されているものには一つひとつお話があって、
次から次ヘ、ムットーニ自身のナレーションが付き、
からくりステージが幕を開けるのです。
常にライトが当たっていないものほど要注意。
素通りしてしまった何のヘンテツもない箱が、
ライトと音楽の魔法とともにダイナミックな変貌を遂げます。
暗~い迷路を行きつ戻りつ、
すべての物語を堪能してからお帰り下さい。
日によって、時間によって、
ムットーニご本人のシアターもあり。
私はこの前自分でブログに書いた
「天使のような、悪魔のような」というフレーズそのままの空間を満喫してきました。
大好きな『摩天楼』に酔いしれ、
『ギフトフロムダディ』の少年の夢を体験し、
ミラーボールの中の宇宙を遊泳し、
パイプオルガンの中の堕天使にも、教会に宿る天使にも会ってきました。
お帰りのおみやげには、
ここでしか売っていないというパンフレット(\1200)もいいけど、
想像力を刺激してくれる「ムットーニのからくり書物」(\1800)もおすすめ。
音と光の三次元異空間を味わうスイッチは、
実は自分の心の中にこそあるのです。
なまじ写真にしてしまうと、
夜の楽しみが昼の光にさらけ出されるごとく、
魅力が半減してしまいます。
家に戻ったら目を閉じて、
ちょっぴり芝居がかったムットーニの
毒を含んだやさしい声を思い出してみて下さい。。
ほら、
あなたのまぶたの裏で、
お気に入りの人形が動き出します。
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