単なるだだっ広い空間に立って、
いにしえの都の姿を想像できるか。
これには個人差があるかもしれない。
私はどちらかというと
想像できるタイプ。
「かつてこの地面を、いにしえ人が歩いていた」
「あの事件は、ここで起きたんだ!」
などと思うと、
それだけでワクワクします。
それで地元ガイドさんにまで
「行ってもつまらんですよ」と言われながら、
けっこう訪ね歩いてますね、あちこち。
奈良の平城宮跡、
飛鳥の伝板蓋宮跡(一節に浄御原宮)、
同じく藤原京跡、
そして今回の大阪は難波宮跡。
こうなると、長岡京とか大津京とか、まだ行ってないところも気になってきます。
たくさんの都の中には、まだ場所が確定できてないところも多いけれど、
その一つ一つには
必死で研究を続けている人たちが
たくさんいらっしゃいます。
今わかっていることを知るだけでも、
ロマンは大きくふくらむ…。
今回も、検証したかったことの数倍いろんなことがわかりました。
これだから現地取材は大切。
歴史って、どこまで行っても深いです。
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