公開当時「現代版『卒業』」などというコピーがつけられ、
同窓生の母親との関係ばかりがクローズアップされましたが、
実は「あいつが死んだんだって」と名前を言われても
「どんなヤツだったっけ」「それ、誰?」と同窓生が誰一人彼のことを覚えていない
ということについて、
コミカルなタッチで重くならず、それでも心にしみる描き方をした佳作です。
主演にグィネス・バルトロウも名を連ねています。
映画もよかったんだけど、
エンディングでRichie Havensがギター一本で朗々と歌う「Follow」という曲がたまらなくよくて、
映画館でサントラ盤を買いました。
いわゆるオリジナルサウンドトラックではなく、名曲を選んで使っています。
この「Follow」も、私が知らなかっただけで有名な曲らしく、
後年、他の映画のエンディングにも使われていました。
他にスタン・ゲッツの「サンバレロ」とか、
ペリー・コモの「Papa loves Mambo」など、
ノリノリでリズミカルな曲も多く、
私は台所を片付けたり掃除をしたりするときに、
気分をアップするためよくかけます。
そして、
一段落するころ、最後の曲「Follow」になって、
はぁ~、っとソファでひと休みするのデス。
ポリドールから、原題の「PallBearer」で出ています。
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