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今日は、久々に音楽の紹介をします。
みなさん、ハーモニカのコンサートって行ったことありますか？
この前表参道のＲ40というお店で、
ハーモニカとギターだけのミニ・ライブがありました。
「今夜は雨なので、雨の曲を」といって、
カーペンターズの『雨の日と日曜日は』を吹いてくれた、
猪浦教行（いのうら・のりゆき）さん。
とっても素敵でした。
エリック･クラプトンの『Change the World』もカッコよかった！
「小さい頃、音楽が２だったんです」という猪浦さんは、
若い時（今も若いが）、すべてを投げ出して放浪の旅へ！
ユース･ホステルに置いてあったハーモニカと出会い、
カントリーのハーモニカミュージックに魅せられ
「とにかく吹けるようになるぞー！」と
がんばったのだそうです。
ナントカの一念、岩をも通す、ですね。
ハーモニカ、というと、ブルース系やジャズ系を思い浮かべがちですが、
猪浦さんのカントリーウェスタンはサイコー！
アメリカの大地を向こ～～うの方からやってくる機関車の
「シュシュシュシュシュ･･･ファンファ～ン」という音を
とってもリズミカルに、
そしてものすごく速くハーモニカで吹いて表現するところなんかは、
感動モノです！
そうかと思うと、『峠の我が家』のような、
スロウなナンバーを、ゆったりと、奏でます。
ステキ。
音階がガチガチっと決まってなくて、
音にゆらぎがあるところが魅力ですね。
放浪の旅ですれ違った様々な人生は、彼のハーモニカにきっと深みを与えていることでしょう。
「音楽」には、訓練と精神と、二つ揃っていなければ、聞く側の心は動かされないものです。
バックは佐藤豊さんのギター。
「これ、すっごく高いギター？」と思わせる、
甘い音色をかもし出す技術の持ち主です。
この日は佐藤さんだけでしたが、
本当は、パーカッションも含め、3人のグループだそうです。
「Breath Talk」という彼らの音楽は、
ＨＰで視聴できます。
ぜひ一度、聴いてみてください。
7/31（火）には、またＲ40で、フォーセインツのＤＡＮＮＹさんのライブに出演するそうです。
Ｒ40は、その名のとおり、「40歳未満お断り」のバーですが、
ライブの日は、40歳未満の人も入れます。
表参道駅Ｂ３出口からすぐ、グルメどおりを入って洋菓子クドウの向いのビルの2階です。
ウィスキーの利き酒とか、
古いジュークボックスとか、
昔のＣＭソングが流れるトイレットとか、
ちょっと面白空間があるオシャレなバーです。
そちらもぜひ！