上野選手の三連投、すごかったですね。
彼女の「昨日のアメリカ戦、オーストラリア戦を延長で戦った経験があるから
今日の95球がある」という言葉の重さ。
アメリカ戦もオーストラリア戦も、
見ているだけで疲れる試合だった。
「また逃げ切れなかった…」
もうダメだ。
見ている私は何度もあきらめた。
しかし、戦うナインはあきらめない。
あのギリギリの局面を耐え抜く集中力は、
きっと決勝への自信になったことだろう。
上野はこうも言っている。
「打たれるから続けられる。
そしてまた打たれるんです」
深い言葉だ。
心の底からソフトボールが好き。
常に好敵手を求め続ける。
打ち負かされるかもしれない恐怖はあるが、
強い相手と真剣勝負できることにワクワクする。
相手が「強い」と認識し、
冷静で緻密な作戦と超人的な努力を実行した者だけが、
真の勝利を獲得できる。
同じ清々しさを、卓球女子シングルスに負けた福原愛にも感じた。
卓球への愛と全力を出しきれた手応え。。
根拠薄弱な「金メダル」ラブコールはもうやめて、
経験を糧に一歩一歩力をつけていく選手、
自己ベストに肉迫する選手をきちんと評価しよう。
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