グランプリシリーズ最終戦、
NHK杯が終わりました。
今年のNHK杯は30周年ということで、
HPがとても充実していますよ。
女性は日本人が表彰台を独占、
グランプリファイナルの切符を手にしたのは、
ショートプログラムの1位をキープして優勝した浅田真央と
ショート5位からフリーで3位にくいこんだ中野友加里、
そして
「待ち組」からは安藤美姫が滑り込んで村主は涙を呑みました。
果敢にトリプルアクセルに挑戦、
2度目は認定されなかったものの、失敗なく滑った浅田。
足の故障で5位と出遅れたこともあり、
最後までトリプルアクセルを封印しながら
故障などみじんも感じさせない滑らかなスケートで
ほぼパーフェクトな出来で点数を伸ばした中野。
どちらも見事でした。
ここでやらなきゃ!という大一番で実力を発揮できる二人は
本当にすごいです。
すごいといえば、2位の鈴木明子。
彼女の体の柔軟性、切れのよさ、そして表現力と音楽性は
見るものの心を吸い寄せます。
特にそれを感じさせたのがエキシビジョン。
リベルタンゴの調べにのせて踊ったのですが、
粘るようなバイオリンの調べにシンクロして
自由自在に滑りのスピードとモードを変えられるところは、
他の選手より図抜けて素晴らしいです。
特にタンゴの足さばきをしっかり自分のものにして踊った
ステップの部分など、鳥肌ものでした。
リズムとメロディを先取りできる人は、
ダンサーの中でも一握り。
こうなってくると、日本選手権ってかなり激戦ですね。
グランプリファイナルも熾烈ですが、
こっちも見逃せません。
明日は、男子について書こうと思います。
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