今年の全日本は、いつにも増して見ごたえある戦いでした。
特に、女子のフリー最終滑走グループは、
どの選手も自分の力を出し切って、大沢親分的にいえば
「あっぱれ」でしたね!
来年三月東京で行われる世界選手権への出場者も
男子は小塚、織田、高橋、
女子は安藤、浅田、村上、と
全日本の1,2,3位ですんなりと決まりました。
というか、
黄金の6人であり、
その黄金の6人がきちんと3位以内を獲得して出場権を得たことが
まず素晴らしいのだ、と感じました。
特に浅田さん、高橋さん。
浅田さんは、よくぞここで復活してくれた、という感じです。
よく「感動を与える選手」とか「勇気を与えるプレー」とか言いますが、
使われすぎてハナにつくこともしばしば。
でも今回の浅田選手の復活劇には
本当に「勇気をもらった」と思います。
この1年、「歌を忘れたカナリア」状態だった浅田選手が
自力で自分のプレーと自信とを取り戻したことには、
「自分を信じて練習し続ける」
「逃げない」
「悪いときでもやりとおす」ことの大切さを改めておしえてもらいました。
高橋さんも、
前回のグランプリファイナルの直前練習での衝突アクシデント以降
万全でない体調をひきずりながら、
圧巻のフリーで3位をもぎとった気迫に脱帽です。
安藤のフリーもよかったですね。
村上のシュアな演技もすでに貫禄さえ感じます。
一方で、ジュニア選手の活躍に目覚しいものがありました。
これからの日本フィギュア界は安泰だな~、と思いましたね。
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