ヨーロッパチームの精鋭16組が争う
4年に一度のサッカー大会“EURO2008”。
「ヨーロッパだけかー」などと、侮ることなかれ。
見ようによってはW杯よりずっと質が高い。
ヨーロッパ型のサッカーがお好みの方なら、
もう、涙ちょちょぎれるほど美しいパフォーマンスの嵐!
今回も、すでに4チームで争うリーグ戦は終わり、
ベスト8によるトーナメントが行なわれています。
今回の目玉はオランダとポルトガル。
リーグ戦ではあまりの強さにみな驚愕…だったんですが、
その一角のポルトガルが、
今朝の試合でドイツに負けてしまったんです!
そこでサッカーフリークの夫がひと言。
「結局、フタを開けたらイタリアvsドイツの決勝戦、とかになるんじゃないか??」
W杯のブラジルなどでもそうですが、
優勝経験の多い国というのは、リーグ戦ではけっこうふがいない点数でギリギリ突破、
ファンをヒヤヒヤさせることが多い。
そしてリーグ戦に入った途端、ヒトが変わったようにうまい試合運びで勝っていきます。
バカ勝ちすると、調子が狂う。どんなに気をつけてもプレーが荒くなるし、スキも生じる。
勝負運も体力も、温存、ということでしょうか。
ただ、これ、意識的とはとても考えられん。
先日ベスト8を決めたばかりのイタリアも、
今考えると、GKブフォンの神がかりなPKセーブがなければ、
今頃お通夜状態でスタジアムから去っているわけで。
こうなると、彼らを守っているのは一体何??
「伝統の力、なのかなー?」と夫。
いわば「勝ちグセ」?
どんなに追い詰められても「俺たちは勝てる!」の確信、とでもいいましょうか。
イメージのDNAって、オソロシイほど力になるのかもー。
というわけで、
私の関心は、オランダの試合の行方。
常に「実力はスゴイ」と言われ、そのサッカーは多くのファンを魅了しています。
しかしながら、好不調の波が大きく、
W杯でも、ヨーロッパ予選で敗退することしばしば。
私の中では
「出場できても爆発的な勝ち方をしたかと思えばアッというまに敗退」の印象が強い。
今回も、予選の圧倒的な強さをトーナメントで保ちながら決勝まで勝ちあがれるか、
見届けなければ!
WOWOWでは、EURO2008すべての試合を生中継。
深夜・早朝なので、昼間や夜の再放送もあります。
「美しい」サッカーが好きな方、ぜひ一度ご覧ください。
*今回はスイス・オーストリアの共同開催です。
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