私個人の中では、
この20年間でもっとも盛り上がっていないW杯ですが、
それでも
南アフリカとメキシコのオープニングゲームを見ていて思いました。
W杯って、人をひきつけるものがある。
明るい緑の芝の上で、赤や黄色や黒や白が
まるでガゼルのようにすばやくダイナミックに移動している。
なんて美しいんだろう!
強固なディフェンスラインが
文字通り直線を作りながら上がり下がりするのも見事なら、
そこまで緻密につくられた設計図でありながら、
思いもよらぬひらめきによって崩されていくところもまたアート。
身も心も選手と共振しつつ、
一喜一憂をまるごと表現する観客の
純粋な喜怒哀楽の表情もすてき。
人間のすべてが解放されている向上心と祝祭のるつぼ、
それがW杯。
日本もこの桧舞台に駒を進めたからには、
この舞台に恥ずかしくない精一杯の試合をしてほしい。
そういう意味で、
ガンバレニッポン!!!
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