3月はじめに二日間かけて行なわれた
東京ガールズコレクションと渋谷ガールズコレクションが、
一挙放送になりました。
これまでも、ニュース映像としては見たことがありましたが、
ショー全部を最初から終わりまで見たのは初めてです。
縁あって、girlswomanのお仕事をさせていただき、
モデルさんやブランドショップの人たちのインタビューもしてきましたが、
改めてTGCのパワーと魅力にクギ付けとなりました。
今や、ファッションといえば、東京。
「カワイイ」は世界の共通語となっていますが、
ほんとに「カワイイ」んだから、しょうがない。
TGCは、パリコレなんかとちがってリアルクローズのファッションショー。
その目のつけどころが、もうフランス革命ならぬ東京カワイイ革命、なのね。
オツにすましてモデルを見てる人なんて、一人もいない。
見られているモデルだって、
自分の気配を消して洋服だけを引き立たせてなんかいない。
生きてる人間が、
生きてる人間を観にきているショーだから、熱い。
女が女に夢中になる。
女が女を夢中にさせる。
カワイイ女として。カッコいい女として。自分を生きる女として。
土屋アンナ。マリエ。香里奈。
ダントツの存在感。
ひなの。千夏。ベッキー。
今人気のつばさやくみっきー。
みんな、最高の女優だ。
モデルが歩く一本の道は、文字通り「舞台」。
彼女たちがその服に寄せるイメージを、
一瞬一瞬演じていく。
服もよかった。
もちろん、あの長い脚とスレンダーな体、
小さな頭があって初めて似合うのは重々承知。
それでも、
こんなコーディネートは素敵だな、
あんな小物を使うと、かわいいな、
その色合いは、好きだな、と
自分のファッションに取り入れたくなるもの満載だ。
モデルが着ている服が、携帯サイトからガンガン売れる、というのも
なるほどうなずける。
観に来ている子たちも、とってもファッショナブル。
あの子たちだったら、どれを着ても、きっと似合うだろう。
半年に一回、催される東京ガールズコレクション。
機会があったら、かぶりつきで見てみたいなー。
どんな舞台も「花道」近くは上席です!
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