もう何年やっているんだろうか。
昨夜、久しぶりに見たら、
少年隊の植草クンがかなりおじさんになっていて、
泉ピン子と沢田雅美はかなりトシをとっていて、
京唄子は半身不随になっていて、
その京唄子と犬猿の仲だった嫁の長子が同居していて、
幸楽のオヤジ(ピン子の夫)がやっている親父バンドに、
山本コータローがいて、
おかくらの店には池内淳子がいて、
もーーーー隔世の感。
自慢じゃないけど、
おかくらの家系図、葉子の男遍歴、ぜーんぶ書けるくらい
「わたおに」見てました。
見なくなったのは、おかくらの父親、
藤岡琢也が亡くなって宇都井健に替わったころからかな。
やっぱ、これだけは違和感がある。
昨夜も、
みーんなトシをとったのに、
おかくらのとーさんだけは、若返ってカッコよくなって。
宇津井健は、ヤンくみの父親の渡世人が似合ってた。
大根をかつら剥きする包丁さばきもイマイチぎこちなく、
なんだかなー。
でも、
久しぶりに見た「わたおに」に学んだこともあった。
在宅医療とか、訪問診療とか、失業とか、
今社会で問題になっていることをしっかりと脚本に入れ込んで、
古くささを感じない。
橋田壽賀子の脚本は、
「主婦が片手間に見るドラマは、テレビでもラジオドラマと思って書く」
というくらい説明的なセリフが多いので有名。
そんな「くささ」をものともしないのは、
この進取の気象なんだなー、と思った。
底力を感じた一夜でした。
*唐沢寿明とか香川照之が「わたおに」ファミリーだったこと、
知ってる人、意外と少ないですよね。
榎木孝明まで出てたんだから。
(私は出ていたことより、なぜ出なくなったかに興味がある)
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