本日の夕方5時まで、
食品安全委員会が、
「放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について」
パブリックコメントを募っています。
自分の言葉で、食品についての「こうしてほしい!」を訴えましょう。
ちなみに、
私は以下のような文章を送りました。
実はもっと書いたけど、文字数制限があるので、ちょっと削りました。
審議している人たちも一生懸命やっているとは思いますので、
感情的にすべてを否定するのではなく、
心配と「こうしてくれればいいのにな」という気持ちとが伝わるように、
ひと言でも、二言でも、書いていきませんか?
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
審議結果(案)を読んで、
「これまで」のデータと照らして、
確たるエビデンスが存在するもの以外はすべて危険性を認めていないことが、
非常に気になります。
東日本大震災を期とした放射能放出は、
5カ月以上経過した今も、完全収束していません。
すでに放射性物質の放出量は過去最大のチェルノブイリを超えています。
・5カ月放出し続けた放射能漏れ事故はこれまで人類が経験したことがない
・5カ月経過して、いまだこれからどのくらい放出が続くか見通しが経っていない
・これまで汚染された土壌、焼却灰などの処理方法が決まっていない
・それによって、事故現場から直接放出される放射性物質のほかに放射性物質が撒き散らされる可能性がある
・海の汚染状況がほとんど把握されていない
などなど、現状は将来に向けて未知数の部分が多いです。
特に、日本が被る放射性物質の積算量がどのくらいになるかは、
誰にもわかりません。
だから国民一人ひとりが、
できるだけ被曝を抑えるために努力する必要があります。
そのために、公的機関は責任をもって第一次情報を公開してください。
第一次情報さえ明確であれば、
それを指針に個々人のライフスタイルに則り、
自分の生活の仕方を決めることができます。
震災以来、買い物、食事作りが非常に苦痛です。
買い物に今までの倍の時間がかかり、買うものは半分以下。
「わからないもの」が多すぎる。
産地表示がないものは買っていません。
産地表示が風評被害を生んでいる、という考え方であれば、
産地表示のかわりにベクレル表示を一つずつするべきです。
その際、現在の基準値では幅が広すぎます。
この基準値で出荷を認めるのであれば、
基準値以下であってもベクレル表示をするべきです。
それによって、消費者は個々に内部被曝量を管理することができます。
福島でも鹿児島でも北海道でも、
すべての製品にベクレル表示をすれば、
安全な食物が売れないという風評被害はなくなります。
どうぞ「著しく相違が見られない」=「影響がない」という言い換えをやめ、
「現状では把握できず、安全と断言できない」としてください。
- その他
- 25 view
【今日まで!】放射性物質の食品健康影響に関するパブリックコメントを送ろう!
- 東日本大震災後の日本
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。