ブログを始めて何がよかったって、
これをやっていなかったら知り合えなかった素晴らしい人たちと遭遇できたことが
私にとってもっともよかったことだと思っています。
みなさん、たくさんの情報を持っているので、
私はそういうところからの情報を得て、またまた舞台やら映画やらに突進していくのでした。
お芝居(特にミュージカル)に関しては、
ヒロランさんとCherryCYさんのブログが最高です。
お二人ともよく観劇されているし、
事細かなレビューを読んでいると、ほとんど自分も観ているのと同じくらい感動します。
また、彼女達のブログにコメントする常連さんたちが、
これまた舞台好きと来ているので、
そこで交わされる会話(?)がまた舞台のイメージを深くさせます。
二人に共通していることは、
作品や俳優さんへの愛情が並大抵でないことと、
入り口は特定の作品や俳優でありながら、どんどん派生していって、
他のミュージカル、他の舞台、他の…と世界を広げているところです。
こういう舞台の見方は、私と似てる。だから惹かれるんだと思います。
ヒロランさんは、
ミュージカルのリピート観劇の王者。
私も舞台はナマもので、毎回違った感動があると思っているほうですが、
彼女は、ほんとに「毎回」のように足を運び、
どの場面が、どう違って演じられたかを、一つひとつレポしてくれます。
自分は1回しか見てなくても、
彼女のレポによって他の回を想像したり、他のキャストを想像したりできる、
貴重なブログです。
CherryCYさんは、
観劇した時の素直な感想が、とても好きです。
感動の中にもどこか客観的に眺めているところがあるのも、
もしかしたら私と同じかもしれませんね。
バレエでは、
どちらも今年になって知ったブログですが、Dolce Vitaさんとshio史緒さん。
Dolce Vitaさんは、
世界中を駆け巡ってバレエを観ている!
外国語にも堪能なご様子で、英語はもちろん、ロシアでもイタリアでも
海外の情報を訳して載せてくれているのがうれしい。
その守備範囲の広さ、一つひとつのバレエ団やダンサー、作品に対する深い知識、
もう脱帽するしかありません。
彼女と私の共通点はマシュー・ボーンの「Swan Lake」にまいってしまったこと。
但し、私はナマは東京で3回しか観ていないのに対し、
彼女は何十回、下手したら100回以上観ているのではないでしょうか。
(東京では毎日のように、その上に海外公演まで行っていらっしゃる!!!)
観劇の量でも知識の量でもまったくかないませんが、
うれしいことに、感性が似ている。
私が「イマイチ?」と思ったものには、彼女も首をかしげているし、
私が「よかった!」と思うところには、彼女も良さを認めている。
それで、
私は彼女のレビューをほぼ全面的に信じているのです。
少なくとも、
自分が「食わず嫌い」をしているもので彼女が「いい」と言っているものは、
きっと観る価値があるだろう、と。
shio史緒さんは、情報が早い!
どんな公演がいつ、どんなキャストで行われるかが詳細にわかります。
ただの情報ならチラシと同じだけど、
彼女もとてもバレエ通なので、その公演の魅力がそこはかとなく沸きあがってくる文章。
読んでいて、とても気持ちがよく、
そして「行こうかなー、行きたいなー」と思わせてくれます。
ちょっと辛口な批評がほしいときは、
Izumi Yukioさんのブログと有閑クーネルシネマさんのブログを訪問。
Izumi Yukioさんは政治評論家なので、そっちの情報も面白いんですが(こちらはかなり辛口)、
ミュージカルLove、特に女性アーティストへの観方が深いので、
男性の眼に女性アーティストってこういうふうに映るんだなー、と
また違った視点から見ることができます。
劇場に対するコメントもなかなかクリティカル。舞台に対する愛情の裏返しですね!
有閑クーネルシネマさんは、軽妙なおしゃべりで読んでてとっても楽しいです。
ダメなものはダメってバッサリ斬るところが大好き!
イケメン男性には目がハートになっちゃう乙女チックなところも。
私との共通点は
映画も舞台もテレビも本も、とジャンルを問わず「いいものはいい!」のところ。
その上、グルメ情報も。
彼女のレストラン情報、質が高いです。
映画のブログはたくさんあって、いろんなところにお邪魔しますが、
映画のあらすじを詳しく書いてあるところが多いですね。
あまり詳しすぎるところは、特にこれから見に行こうという時には注意しています。
(但し、昔見た映画の詳細を思い出すには、こういう方のブログほど素晴らしいものはない)
そんな中で「一刀両断」的ブログとして好きなのが、
GangZhiさん、モイラさん、王道名なしさんです。
特に、
モイラさんはものすごーくカルトな映画愛を持っていらして、
昔の映画を語らせたら右に出るものはないんじゃないか??
ニッチな話題にうなずいたり、ついていけなかったり、いずれにしても楽しいです。
彼女の映画観には「タブー」がないところが好きです。
最後に、70年代が好きな人にはたまらないブログを。
その名もオンデン70’sさん。
音楽、テレビ番組、雑誌、など、など、など!
人の家に遊びに行ったらその家の住人、
「ちょっと待ってて」と奥の部屋にいったん引っ込む。
戻ってくると、
何やら後ろ手に持ってきたものをパッと出し、
「これさぁ、懐かしくない?」
一同、目を見張り、
「オー!!!」
「よくとってあったなー、こんなのー!」
…っていうブログです。
その画像がまたトンでもなく愛着を感じさせるものばかりで。
「レコード」「ドーナツ盤」という言葉に反応する方、絶対ツボです。
他にもいろいろあるけど、
とにかくみなさんのおかげで、私の世界は100万倍に広がりました!
ありがとうございます。
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