2003年に思い立ち、
京都にロケハンにまで行ったにもかかわらず、
序章と一場、二場までを繰り返し書き直し中断、
もう自分にはフィクションは書けない、とまで思ったくらい
にっちもさっちもいかなかった戯曲、
7年かけてようやく書ききりました。
最終的に、3幕12場となりました。
まだ初稿なので、いくつか調べたりしなくてはいけないけれど、
途中のシーンから書いたりしていたので、
すでに全体の整合性は推敲してあるから大丈夫。
名前の決まっていない登場人物(今は「役人1」と「役人2」)がいることを除けば
ほぼ完成したといってよい。
以下、覚書。
10月半ばに「芝居とはコンセプトである」と気づき、
11月に2階建ての舞台装置の可能性を探り、
11月末には粗プロットが完成、
12月10日にはかなり詳しいプロット第一弾。
12月11日に、第二弾。
12月15日に革命の日が訪れ、この戯曲が自分のミッションであると確信。
その後もプロットのブラッシュアップを続け、
12月22日から突然、猛烈に書き出す。
7年間、脳内で繰り返してきたシーンが
具体的に言葉になることで、登場人物は勝手に動き出してくれる。
勝手に動き出すも、
前の場面にさかのぼって書き直すことはあっても、
以前のように「行く先」が違ってしまうことがない幸せ。
プロット万歳だ。
12月26日までに、ランダムにシーンを書き、半分終える。
12月30日までに、11場のうち、8場まで終える。
年明けから残りの3場を書き進め、
1月8日までにあと2場まで進む。
1月10日、1場を分割して2場とし、その両方とも書いて残りあと1場に迫り、
1月11日、とうとう初稿を終える。
今週はメチャクチャ忙しいので、ちょっと一休み。
来週ブラッシュアップにかかろうと思う。
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