A5版16ページ建ての就職説明会用パンフレット、
ようやく脱稿しました。
はぁ~、肩の荷が下りた。
これから、写真のキャプションとか、
細かい作業はまだまだ続くけど、
とにかく本文とコピーを流すことができたので、
あとはゲラを見て補えばいい。
ライターとコピーライターって、
似て非なる才能が必要。
私はどちらかというと、コピーは苦手。
ライタースクールに行くかどうか迷っていたとき、
そのスクールにコピーの授業の割合がけっこう多く、
説明会で
コピーライターになるつもりはないから…みたいなことを言ったら、
校長が
「コピーライターはライターになれるけど、
ライターはコピーライターになれない。
コピーライターの勉強をしておくと、
きっとライターになっても役に立つ」とアドバイスしてくれた。
今、本当にそうだなー、と実感。
タイトル一つ、小見出し一つ考えるにも、
あの時の授業で言われたことが甦ってきて、
私を助けてくれる。
もう一つ。
「私はコピーはやらない」と決めつけないことの重要性も。
実は去年、
私は同じ会社のDMを手掛けた。
今回より文章量は格段に少なく、まさに「コピー」のお仕事。
自分の才能のなさに七転八倒、
まがりなりにもなんとか仕上げたけれど、
自分自身まったく納得がいかない。
自分が納得いってないのに納品するって掟破りだよね。
ほんと、申し訳なかった。
案の定お気に召さなかったか、
原稿を入れた後、先方からまったく音沙汰ないこと数ヶ月。
連絡するのも恐ろしい。
あまりのひどさに見限られたかと観念、
ノーギャラでも文句はいえないと覚悟していた。
そして思った。
「もうコピーの仕事は請けないことにしよう」
ところが、その後お金が振り込まれ、
さらに1年後、
同じ企業のパンフレット制作を依頼されたとき、
……やっぱり請けてしまった。
去るものは追わず、来るものは拒ま(め?)ず……。
前より文章多いし。ライター寄りだよね、と言い聞かせて。
自分で言うのもなんだけど、
1年経てば、人間、少しは成長するものだ。
去年のダメダメに比べれば、
今回は少しはマシになった。
少なくとも、自分では納得して納品している。
きっと、
もっといいものを作れる人はいるだろうけど、
自分なりにがんばった。
今そう言えるのは、
ハッタリでも大風呂敷でも、去年の仕事を請けたから。
ダメダメでもとにかくやり遂げたから。
そして、
また使ってもらえたから。
ありがとうございます。
次にお声かけてもらえたら、
そのときはもっと成長できているようがんばります。
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