昨日の深夜、
ペルセウス流星群がもっともよく観測できる時期を迎えました。
東京近辺で星がよく見えるのは、
お盆と正月。
帰省で車も減るし、工場もお休みだし、
いつもより、ずっと空気が澄み切って、
夕焼けも美しさが増します。
その上、夕べは新月。
どんなに空がきれいでも、月の光があまりに明るければ、
やっぱり星は見えません。
だから、
お盆、新月、快晴、と3拍子そろった昨日は、
ペルセウス流星群の観測にものすごく適していたんですね。
私は夜11時頃、
近くの海浜公園に行きました。
そこは、11時になると外灯が半分くらい消えるので、
何もない広場ならきっと星がよく見えるだろうと思ったんです。
いつもよりたくさんの星がまたたく空に見惚れていると、
「あっ」
ものすごく明るい閃光がビュンと夜空を横切りました!
フツウの星の白い光りじゃないんです。
花火が上っていくときの金色の筋のような、
とっても力強い線なのです。
遠くの方から
「わ~~!!」と歓声が。
暗くて見えなかったけど、見に出てきている人は私だけじゃなかったのね。
たくさん通るのは深夜過ぎということでしたが、
一晩中見ていられないのが「明日」を考えてしまうオトナのつまらないところ。
本番が始まる前に、そそくさと帰宅。
たった3つしか見られませんでしたが
私は初めて「力強い流れ星」を見て、感動しました。
まさに「あっ」という間に消えてしまって願い事なんかするヒマありません。
でも、
あの流れ星が強い光を失わないうちに願い事をすれば、それは叶う、
と信じた昔の人々の気持ちがよくわかりました。
神様の光。
そんなふうに感じられるほど、神秘的な瞬間でした。
皆さんは、願い事、できましたか?
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