ソーラーパネルを仕込んだデイパックです。
バスを待つ列で、私の前の人が背負っていました。
とっても興味を惹かれたので、
そのアメリカ人青年にいろいろ質問すると、
とても気さくに話してくれました。
外ポケットにはバッテリーが仕込んであって、
マックのノートブックなら2時間分はチャージできるとか。
口がUSBになっているので、用途を選びません。USB対応なら何でもOK!
彼は携帯の充電にも使っているそうです。
ハイキングに行くときは、GPS用の充電にもなるらしい。
ビジネスにもアウトドアにも。
「いつも太陽に背を向けてますよ」とオチャメに笑っていました。
重くないのかって聞いたら、
「全然。重かったらいつも持ち歩けませんから」
半ポンドくらいということなので、約500gかなぁ。
バッテリーの重さを含むのかどうかは聞くのを忘れてしまいました。
すぐれものですよね。
彼はアメリカから持ってきたとのこと。
「アメリカではポピュラーなんですか?」と聞いたら、
そうでもないようでした。そして
「空港では苦労しました」
そりゃそうですよね、このセキュリティにうるさいご時勢。
まさに「WHAT・IS・THIS??」だったそうで。
「でも、説明すると、みんな嬉しそうな顔をして、いろいろ話がはずみました」
しかし、すごい。
歩く発電所? 自家発電もここまで来たか!
電気代タダだし。
・・・でも、本体はいくらするんだろ??
「下世話な話ですが、いかほど?」と聞きたかったんですが、
「下世話な」の英語がわからなかった。
いきなり「How much?」じゃあ、いくら日本人がしゃべる英語だと割り引いてくれても
スマートじゃないなー、と気が引けて、質問を断念。
写真だけ撮らせてもらったところで、バスが来た。
家に帰って調べてみたら、ありましたありました!
ネットで通販、出てました(但し英語)。
ブランドは「Voltaic」で$234.95。
意外に安い・・・バッテリーなど付属アクセサリーについては、このページだけではわかりませんが、
日本からでも買えるのかな?
こちらは同じLuggagePointというオンラインショップですが、アマゾン経由です。
これを見ると、デイパックだけじゃなくて、ショルダーのソーラーバッグもあるようですね。
(ただ、背中っていうのは、太陽に当たりやすいからいいような気がする)
どんな格好でも大丈夫、というわけにはいかないデザインですが、
いつもリュックにPC入れて持ち歩いている人には、いいんじゃないかなー。
彼のリュックには右の肩ひもの前あたりに携帯入れがついていて、
左の肩ひもには沿わせるようにしてチューブが・・・。
電気のチャージだけでなく、水分チャージもOKな仕様でした(笑)。
写真撮影にも気軽に応じてくれました。
背負っているところを、と思ったのですが、
「このほうがいいでしょ」とさっと下ろして太陽に向けてくれました。
ということで、
省エネ・エコなカレの写真はありません。(足の先だけ、写っていますね)
地球温暖化など、電気のムダ使いには敏感になりますが、
すでに私たちは携帯もPCもないでは生きていけません。
こんな取り組み、ちょっとステキだとおもいませんか?
この記事へのコメントはありません。