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総選挙・マニュフェストマッチの落とし穴

知人がMixiで「マニュフェストマッチ」というサイトを紹介してくれた。
これは「子育て・教育」「年金制度」「地方分権」「安全保障」「農業」
「政治・行政改革」「財源・消費税」の7つのカテゴリーにおいて、
党名に目隠しをして各党の主張を並べ、
どの主張に一番共感するかをクリックするもの。
最終的に、「どのカテゴリーはどの党の主張」かがわかるしくみだ。
私もやってみた。
結果は、
自民党に1、民主党に1、共産党に2、新党日本に1、みんなの党に1、改革クラブに1
であった。
おそろしいな、と思ったのが、
この先である。

このマニュフェストマッチに挙がっている党は
「自民党」「民主党」「公明党」「社民党」「共産党」
「国民新党」「新党日本」「みんなの党」「改革クラブ」である。
最初の5党に関しては、
一応党首や党首脳が誰で、
誤解もあろうがとりあえず党としての考え方が社会一般で認識されているといえるが、
二行目に書いた4党はどうだろう。
比較的創立が最近の若い党である。
党首は以前、どの党にいたのか。そこでどんな政治活動をしていたのか。
全部わかる人は相当の政治通。
私も自分がマッチした政策を掲げる党のホームページを訪ねて
党首や所属議員の経歴を調べてみたところ、
なーんと!
私がどんなことがあっても絶対にこの政策には反対!
と思っていることを推進していた党があったのだ。

私の場合、あまりにマッチのしかたがバラバラなので、
もう一度よーく考えよう、ということになったけれど、
なかにはいくつもマッチする人もいるのでは?
マニュフェスト、それもダイジェスト版というのは、
「政権をとったらすぐやります!」の具体的政策の列挙なので、
どの党も、それぞれおいしいことが書いてある。
政策に具体性は必要だ。
いくつも並べてみれば、あまりに抽象的なことを言われてもピンとこない。
けれども
各論ばかりに目がいくと、
その党が何を目指しているか、どんな日本を作りたいかとは別なところで
一票を投じてしまう可能性が高い。
「木を見て森を見ず」とはよくいったもの。
考えてみれば、
4年前の選挙だって、「郵政民営化」一本で動いてしまったために
その後の4年間、
結果的に自民党のやりたい放題の末に今がある。
これからの日本をどうしたいか。
それを考えての投票行動でなければ、
この先、不測の事態が次々と起こる政治の世界で
国の舵取りは任せられない。
総選挙は4年に1回しかない。
いろいろ考えさせられました。
マニュフェストマッチをやった人は、
気になった政党の公式ホームページなどで
党の理念や活動、党員の政治活動歴などをチェックされることをおススメします。

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