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釧路湿原(4)ピルカトウロというグルメスポット

塘路湖のほとりにあるヘイゼルグラウスピルカトウロは、
「オーベルジュ」という冠が着く、グルメの宿。
お食事だけでも楽しめますが、宿泊も快適でした。
ダイニングを二階の客室前の廊下(吹き抜け)から見ると…

ピルカトウロダイニング
支配人はもともとシェフであり、自分で狩りをしてしとめた鹿などを出します。
もちろん、下処理もすべてご自分で。
獲れたてっていうんでしょうか、ものすごーくやわらかく、
マデラソースとも相性抜群で、おいしかった! 

ピルカトウロ 鹿のマデラソース
カリフラワーのムースをコンソメジェルの上からかけて、ウニを載せた
このお料理はほんとにおいしかった!

ピルカトウロ カリフラワームースとコンソメジェル
ホタテと白貝のカッペリーニも絶品

ピルカトウロ カッペリーニ
ワインはかなりのお品でもハーフボトルを揃えていて、
少人数でちょっとの量でも楽しめるようになっています。
初日は赤をシャンベルタン、二日目は白をモンラッシェにしました。

ピルカトウロ 赤ワイン
ダイニングスペースの横には、暖炉とウェイティングバーもあります。
「大の男が狩りから帰ったら、シングルモルトの1杯も傾けたいものだ」
が、このホテルのオーナーのコンセプト。

ピルカトウロ ウェイティングバー
実は、このホテルの北、虹別というところに、本館があります。
その名も「ヘイゼルグラウスマナー」。日本で、「マナーハウス」ですよ。
敷地内を小川が流れ、厩舎を抱え、自家菜園があり、
狩りに乗馬にカヌーにフィッシングに、と足を延ばせる……。
一体どんなところなのか、一度訪れてみたいと思いました。
でも、
お値段的なことを考えると、
塘路湖畔のピルカトウロはとってもオトク。
1泊2食付でお盆のシーズンでも15000円です。(部屋のシングルユースは20000円)
東京で考えたら、夕食だけで15000円してもおかしくない!
(オードブル2種、魚料理、グラニテ、肉料理、デザート、コーヒー/紅茶)
そこに朝食もこのボリュームですから。

ピルカトウロ朝食
ついてくるジャムは、ブルーベリー、木いちご、グレープフルーツなど。
バターのほかに、ハチミツのような甘さのミルクバターもついてくる。
地元の牛乳あるいは搾りたてのフレッシュオレンジジュースもあります。

ピルカトウロ朝食ジャム
季節やお部屋のタイプ、人数によってはもっとリーズナブルに楽しめます。
あーーーー、今思い出しても、ずーっとあそこにいたかったくらい、
ゆったりとした時間を過ごせました。

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