ここのところ、ご無沙汰しております。
7月第一週は、締切が二つほど重なっており
ちょっとキンチョーした日々でした。
一つはシネマナビだったので、それに合わせて試写会も行ったり。
今回書いた「日輪の遺産」、おすすめですよ!
ぜひ観ていただきたい映画です。
もう一つは、ある舞踊家のロングインタビューでした。
媒体に合わせて、ほんとは書きたかったことをいくつか削りましたが
非常に中身の濃いものになりました。
よく語ってくださったし。
8月初旬に掲載されるので、その頃誰のインタビューかまた書きますね。
振付もされる方です!
振付といえば…。
訃報が伝わってまいりました。
ローラン・プティが亡くなったそうです。
80歳を超えてもなお少年のいたずらっぽい笑みを絶やさぬ
素敵な方でした。
その笑みの向こうで、瞳の奥は冷徹な光を放ってもいましたが。
「ノートルダム・ド・パリ」を観に行ったとき、
カーテン・コールでちょっとだけカジモドっぽく登場して
それだけで人を幸せにする技量の持ち主でした。
ベジャールとプティは戦後の二大巨匠です。
二人はまったく異なる世界観を
異なるが、それまでとは一線を画したという意味では共通の
新しい時代を創り上げた振付家でした。
彼らが逝ってしまっても、
彼らの作品を私たちに遺してくれたことを
本当に幸せに思います。
合掌
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