昨年、Kバレエカンパニーを退団した芳賀望さんが、
来シーズンから新国立劇場の登録ダンサーとして登場します。
まずは、「アラジン」のタイトル・ロールで新天地デビュー。
踊りも演技も大きくなった芳賀さんが、
どんなアラジンを演じてくれるか、楽しみですね。
振付は、デビッド・ビントレー。
どんなバレエになるのでしょうか?
芳賀さんは、8月の新潟中越地震チャリティーガラにも出演します。
これにはつい最近東京バレエ団を退団した大嶋正樹さんも出るし、
ロシアのダンサーたちも実力者がたくさん出るし、
レベルの高いガラ公演になりそう。
近年、バレエダンサーの退団・移籍のニュースがあちこちで聞かれるようになりました。
日本自体、「終身雇用」「子飼い」の時代ではありません。
転職は、自然の流れですよね。
特にバレエは表現活動ですので、
「自分が踊りたいもの」「踊りで何を伝えたいか」などが明確になってきた時点で、
ダンサーもいろいろと踊るベースを変えていきたくなるのは、わかる気がします。
また、「旬」の時期が肉体的に限定される職業でもあります。
「今やらなくては」の思いは、より強いでしょう。
Kバレエを離れても、
Kバレエを支えてくれた芳賀さんや長田さんを応援する気持ちは変わりません。
自分の目指す道をしっかり見据えて、
成功と達成感を獲得することを、心から願っています。
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