昨年12月から始まった楽・学倶楽部の「女性の視点で読み直す歌舞伎」。
第一期は
「仮名手本忠臣蔵」
「女殺油地獄」
「熊谷陣屋」と、
名作中の名作、大曲を取り上げましたが、
4月15日(火)から始まる第二期では、
テーマを決めていくつかの歌舞伎作品についてお話しします。
4月は「嫉妬の系譜」と題し、
「女性のヤキモチはどのように描かれてきたか」に焦点を当てます。
取り上げる作品は、
当月の月イチシネマ歌舞伎上映作品の「身替座禅」と
怪談「豊志賀の死」。
「身替座禅」は先月歌舞伎座で、菊五郎丈と吉右衛門丈の競演がありました。
シネマ歌舞伎では、
歌舞伎座さよなら公演で大好評だった舞台。
亡き勘三郎丈が、永遠の相棒でもある三津五郎丈と絶妙な掛け合いをいたします。
シネマ歌舞伎で名演を観てから講座に来るか、
それとも、講座を見てから映画館に行くか!
どちらでも、きっと楽しいと思いますよ!
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女性のヤキモチを面白くかわいらしく描いた「身替座炎」と打って変わって、
「豊志賀の死」は女の情念が幽霊となるこわーいお話し。
でも、
ただコワイだけじゃない。哀しいんです、女って。
今の私たちにも通じる哀しい恋について、お話ししたいと思います。
講座では、
当月、京都南座で上演されている市川海老蔵特別公演「源氏物語」についても、
「嫉妬の系譜」として少し触れる予定です。
申し込みはこちらから。
5月は「大江戸りびんぐでっど」と「四谷怪談」、
6月は「天守物語」と「英彦山権現」を取り上げます。
毎月、シネマ歌舞伎と連動して行いますので、
シネマ歌舞伎の上映作品もチェックしてみてください!
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