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「蜘蛛の拍子舞」と「身替座禅」がシネマ歌舞伎に!

歌舞伎座の閉館がいよいよ50日を切った、という話は、
昨日したところ。
5月から、寂しくなるな~、と思っていたら、
歌舞伎座さよなら公演の中から
「蜘蛛の拍子舞」と「身替座禅」がシネマ歌舞伎になるという情報が
舞い込んできました。
歌舞伎座のすぐそば、東劇で、
歌舞伎座閉館の翌日にあたる5月1日(土)からだそうです。
「蜘蛛の拍子舞」
源頼光とその家臣の四天王たちによる土蜘蛛退治の物語。
玉三郎の美しく妖気漂う妻菊の女郎蜘蛛の精への変化や、
松緑の渡辺綱、菊之助の源頼光による舞の美しさに、
三津五郎の坂田金時の豪快な押戻しなど、
歌舞伎の醍醐味を堪能できる、古風でスケールの大きな舞踊劇です。
私のレビューはこちら
美しい白拍子と、恐ろしい隈取をした女郎蜘蛛の精と、
玉三郎のあまりのギャップに度肝を抜かれます。
「身替座禅」
恐妻家の夫がいかにして愛人のもとへ出かけるか、
「一晩座禅してるから。女人禁制!」って言って身替わりを座禅させ、
自分は愛人に逢いに行っちゃう山蔭右京を勘三郎、
無事帰ってくる前にダンナのウソを知り烈火のごとく怒って
帰りを待つ奥方・玉の井を三津五郎、
夫婦に振り回される太郎冠者を染五郎。
バレたことも知らず、ノー天気な勘三郎がチョー笑えるんだけど、
奥方に扮した三津五郎がまた抜群。
とてもわかりやすい狂言舞踊なので、歌舞伎初心者にはうってつけかも。
私のレビューは…書いたと思っていたら、書いてなかった(汗)。
試写会に行くつもりですので、見たら書きます。少々お待ちを。
また、現在も平成中村座公演・シネマ歌舞伎「法界坊」が公開中です。
こちらもまだレビュー書いてませんねー。書きます。ごめんなさい~!
この東劇での5/1からの上映は先行上映で、
5/15から全国でロードショーの予定です。
公式HP:http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/

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