昼だけのつもりでしたが、
藤十郎が見たくなって幕見の四階席に。
(追記)
本日の「曽根崎心中」お初役、
坂田藤十郎は1300回目だったということで、
幕が下りた後に口上がありました。
「お初を演じて56年、
体が許す限り、これからもお初の情熱を、
皆々様に伝えていきたい」
1300回目を皆様方に見ていただけてうれしい、という言葉も
とっても心にしみわたりました。
口上の声を聞くとたしかに「男」なのですが、
お初として舞台に立っていたときの声は「女」。
とっても自然で、
本当は女の人が演じているんじゃないかといぶかってしまうくらいです。
歌舞伎座に足を運んだ午前11時から昼の回を見終わった3時50分まで
夜も続けてみるか迷っていた私ですが、
初めて見る「曽根崎心中」で
藤十郎の1300回という記念の日に当たることができたのは、
「やっぱり夜も見よう」と決断した私への
舞台の神様からのごほうびだったのでは?と
感謝しております。
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