今月前半は、西へ。大阪→京都→香川→愛媛→岡山とまわってきました。美術館などの見学はありましたが、観劇は少なめ。
こんぴら歌舞伎は昼の部のみで、歌舞伎3、文楽2、演劇1、ミュージカル1(2回)で7(8)。映画は昔の歌舞伎の記録映像のみで1。
【歌舞伎】
四月大歌舞伎(昼の部)(平成代名残絵巻/新版歌祭文/鶴亀/鈴ヶ森)(歌舞伎座)
四月大歌舞伎(夜の部)(実盛物語/黒塚/二人夕霧)(歌舞伎座)
こんぴら歌舞伎(昼の部)(義経千本桜すし屋/心中月夜星野屋)
【文楽・人形浄瑠璃】
4月公演第1部(仮名手本忠臣蔵:大序~四段目)(国立大阪文楽劇場)
4月公演第2部(祇園祭礼信仰記/近頃河原の達引)(国立大阪文楽劇場)
【演劇】
「かもめ」(朝海ひかる)(新国立劇場)
【ミュージカル・オペラ】
「笑う男」(浦井/夢咲/山口)(日生劇場)2回
【映画】
記録映画上映会「仮名手本忠臣蔵」(昭和61年10月:片岡仁左衛門(十三代)、尾上梅幸(七代)、中村勘三郎(十七代)、市村羽左衛門(十七代)、中村芝翫(七代) 他)(大阪国立文楽劇場小ホール)
【その他】
舞妓さん・芸妓さんの舞@祇園のお茶屋
チェンバロ演奏会@京都の画廊
内子座(芝居小屋)見学
今月のMVPは、歌舞伎座セブンティーズ。
「鈴ヶ森」の吉右衛門、菊五郎、「実盛物語」の仁左衛門。誰も追いつけない。
若手はもっと精進しないと、彼らがあっちへ行ってしまったら歌舞伎は危ない。
「野崎村」で、時蔵のお光、雀右衛門のお染の2人は素晴らしかった。
今月のラズベリー賞
文楽の「仮名手本忠臣蔵」の語りが低調すぎた。わずかに咲太夫の切腹の段、藤太夫の花籠の段が聴けたのみ。
昭和61年の映像で至芸を堪能して口直し。
今月の最優秀助演男優賞
「かもめ」で医師ドールンを演じた雨宮良に。彼がトリゴーリンをやるべきだったのではないかと思うくらい、「かもめ」という物語を生きていた。
今月の新人賞
「実盛物語」で太郎吉(手塚太郎)を演じた寺嶋眞秀くんに。この子は、本当にお芝居が好きで、そしてもってうまれた華がある。
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