今年の10月に、さいたま彩の国芸術劇場での公演が決まりました。
その後、韓国でもやるそうです。
アントニーには吉田鋼太郎、クレオパトラは安蘭けい、です。
アントニーを演ずる吉田は2009年、自ら主宰する「AUN」で
やはり宝塚出身の安寿ミラをクレオパトラに迎え、主演しています。
その公演については、
世田谷クリップ(FM世田谷の番組)で、安寿さんと植本潤さんと3人で
楽しくお話されています。
このお話を聞くと、「アントニーとクレオパトラ」について
すごくよく理解できるので、一度お立ち寄りをおススメします。
35分くらいの番組です。
この前、平幹二朗さんのアントニー、松井誠さんのクレオパトラで
この演目は観たばかりなのですが、
吉田さんのアントニーも想像がつくというか、お似合いな気がします。
主人公はアントニーですが、
このお話が成功するか否かは、
とにかくクレオパトラの造形一つ。
日本人の持つクレオパトラというイメージを生かすにしても壊すにしても
「なるほど、これがクレオパトラね」と納得させられるかにかかっています。
番組内で安寿さんもおっしゃっていますが、
このクレオパトラはかなりむずかしい役。
安蘭さんがどう料理するか、楽しみです。
それ以前に、
蜷川さんがどう料理するかも興味津々ですが。
「カエサル」でセルヴィーリア役の高橋惠子さんが見せたような、
威厳と美しさと、さらにお茶目さと色気を共存させた魅力を
私は期待したいです。
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