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小次郎は生きていた!…から始まる物語
作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄
配給:ソニー株式会社
ストーリー●鎌倉の小さな寺で、寺開きの参籠禅が行われている。
そこに宮本武蔵(藤原竜也)の姿があった。
佐々木小次郎(勝地涼)を負かした「巌流島の闘い」から6年後のことである。
そこへ小次郎が現れる。
とどめを刺されず生きながらえたのを恥じ、
打倒武蔵の一念で武蔵を追いかけてきたのだ。
一触即発の2人に、
参籠禅に参加している沢庵和尚(大石継太)や柳生宗◎(吉田鋼太郎)、
寺の大檀那(白石加代子、鈴木杏)らが「無益な殺生はやめよ」と割って入る。
ところが事態は急展開。
今度は両剣豪に対して、仇討ちの加勢をしてくれと頼むのだ。
2人は剣のいろはを教え始めるが、
一方で武蔵にはどうも腑に落ちないことがあった。
先ごろ亡くなった井上ひさし作の舞台映像である。
非戦派の文筆家として知られる彼は
「憎しみの連鎖を断ち切る」という物語を書くにあたって、
武蔵と小次郎にその役目を負わせた。
とはいえ「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、
ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」書くのが
井上ひさしのモットーである。
剣術のすり足稽古がタンゴのダンスに変わっていくなど、
ユーモアと笑いに溢れた仕掛けが満載だ。
大いに楽しみながらも、気がつくと、
人が人を憎み仇を討ちたいと思う心は本当に断ち切れるのか、
断ち切ってほしいと思う気持ちはどこから生まれるのか、
考えずにはいられない。
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