10/19「孫文と庄吉」@紀伊國屋ホール
11/12「国性爺合戦」@国立劇場
11/13「Blue Dragon」@東京芸術劇場中ホール
何かと「中国」を意識することの多い毎日ですが、
そんな中、中国がらみのお芝居を立て続けに見ています。
偶然なんですけどね。
いろいろと考えさせられました。
特に、昨日の「Blue Dragon」は、ものすごくクウォリティが高く、
斬新だけれども説得力があり、
ラディカルだけど統率された美しさがあり、
無駄なく、スマートで、だけど心にざらつきを残す名作でした。
舞台で映像を使う、というと、お手軽に聞こえますが、
彼の映像使いはハンパないです。
舞台でなければできない使い方です。
中国語、英語、フランス語でのセリフですが、
電光字幕が正面に出てくる(かつ邪魔にならない)し、
話がけっこう普遍的なので、演技やシチュエーションでわかる部分が多く、
わかりやすいです。
現代の中国を、欧米人がどう見ているのか。
それを女性の社会進出とか少子化とかそういうものとからめ、
そこにクリエーターとしての苦悩も描かれ、
かつビジュアルな美が追求されていて文句なしです。
話が緻密です。
場面転換に感服します。
あと1時間で千秋楽の舞台が始まってしまいますが、
もしお近くにいる方、あと1時間で池袋につける方、
いらしたらぜひ、池袋の東京芸術劇場に。
ロベール・ルパージュの世界を見逃さないでください!
(昨日カメラが入ってましたから、テレビ放映はあるようですが
やっぱりナマで見てほしいな~)
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